https://www.youtube.com/watch?v=hY8cfeVM7i0
今週は宮城県内で激しい雨がふり、仙台市内でも各地で道路の冠水が発生しました。全国で大雨による被害が相次ぐ中、仙台市でも住宅の浸水などを防ぐ対策がとられています。対策の現状と課題を取材しました。
仙台市宮城野区の日の出町公園。公園にある建物に入り、地下に向かっていくと…。そこには地下およそ20メートルの巨大な空間、「雨水調整池」が広がっていました。
仙台市下水道計画課 仲道雅大 課長
Q.雨水調整池とは?
「こちらは大雨が降ったときに、近くの下水道管が流しきれないときに、その水を一時的にためるもので、たまった水を近くの下水道管に戻す機能を持っています」
この雨水調整池の貯水量はおよそ1万トン。標準的な25メートルプールでおよそ20杯ほどに相当しますが、大雨対策は一筋縄ではいかないのが現状です。
仙台市下水道計画課 仲道雅大 課長
「年に何度もたまっていて、特に大きな雨の時には数年に1回は満タンになって、それでも足りないときには、近くで浸水が起きることもある」
宮城野区の日の出町・扇町エリアは標高が低いことに加え、雨水管の処理能力が雨の量に対応しきれず、長年、道路の冠水や建物の浸水被…
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